人生模索中 in Australia

2017年7月〜 1年間の交換留学Start

感謝感激 愚痴の嵐(異文化理解に関する真面目な話です)

 

 

※愚痴です!笑

 

 

今日はとてもお天気が良く、絶好のお出かけ日和です。

 

 

そんな日にもかかわらず、わたしは起きてから今まで「引っ越したい」以外の感情が湧きません(笑)

 

 

 

何があったのかというと、話は長くなってしまうのですが・・・

 

 

 

原因は全て、同じ寮に住むとある男子です(笑)

 

 

 

 

わたしはあまり国籍で先入観のようなものを持ってしまうのが好きではないので、あえてここで彼の国籍は言いません、が、アジア圏の出身であることだけ言っておきます。

 

 

その彼はわたしがこの寮に来てから(2か月前)わたしにすぐ話しかけてくれて、仲良くなりました。元気で社交的で知り合いも多くて面倒見もよくて、いい人なんだなあって思ってました。(今も決して悪い人ではないですもちろん)

 

 

でもそんな彼が気づいたらわたしに対してcare too muchなことが多くなってきました。ルー大柴みたいな言い方ですみません、でも他にいい言い回しが思いつかないので、ときどき英語を挟みます(笑)

 

 

 

例を挙げると、わたしはあまり朝ご飯を普段から食べない(ブランチを取ります)のですが、彼が朝から食べ物をわたしの部屋の前に置いて行ったり、わたしの誕生日には朝の5時からわたしの部屋のドアを飾り付けて起こしてきたり(笑)わたしが友達とクラブに行くと言えば、自分はテスト前日なのに偶然を装ってついてきたり、わたしの親しい女友達に「彼女が男と一緒にお酒を飲むことがないように見張ってくれ!頼む!」とか言ったり・・・わたしが熱を出せば部屋に来てつきっきりで看病したがったり(笑)

 

と・に・か・く!

 

He cares about me tooooooo much!

 

ってわけです(笑)

 

 

 

そして今朝わたしは自分の部屋を留守にしてたのですが、彼と彼のルームメイトがわたしに鬼電してきて、「どこにいるの!?」「部屋にいるんだろ!?」「ドアを開けてくれ!!」と大騒ぎ。さすがにまずいと思って部屋に戻ったら、わたしの部屋の前で大量のランチ?を持って大騒ぎしていました・・・(笑)

 

 

そしてサンドイッチにはちみつをかけて食べろ!と言われ、I'm sorry, but I don't like honey...と答えると「それでも食べろ!体にいいから!」と。偶然洗面所で歯を磨いていた近くの部屋の男の子が「強制するな。嫌がってるだろ」と言ってくれました(笑)

 

 

 

 

そして耐え切れないストレスを感じたわたしは友人に相談。すると同じ寮に住んでいる他の人たちも、「彼はやりすぎだ・・・」「彼女(わたし)がそんなの求めてないことなんて明らかなのに・・・」とあきれている模様。

 

でも、ここまで問題を深刻?にさせちゃったのには、わたしにも非があるんですね。

 

 

 

わたしに限らず、これは日本人の国民性?なのかもしれませんが(あまり国民性のせいにしたくないけど)はっきり No! と言わなかったのが悪いんですね。

 

 

でもやっぱり、そんなこと言ったら傷つくかな?とか、せっかく友達になったのにもう口をきいてくれなくなるかな?とか、いろんなことを考えて、あまり激しく Noサインを出さなかったんです。

 

 

たぶん日本人だったらわたしの表情とか、言葉尻で「喜んでない」「ちょっと迷惑そうだ」と気づくと思うんですけど、これがもう文化的なバックグラウンドが違うせいで彼はまったく何も気づいていないようで(笑)

 

 

 

「国際交流」なんて言葉はわたしにとって本当に身近なものだし、「異文化理解」に関しても人並みより知識があると思っていたんです。

 

 

それが、本当はそうじゃなかった。なにもわかっていなかった。と気づき、少なからずショックを受けました。

 

 

 

 

そしてわたしは彼に自分の気持ちを伝えることにしました。それが彼にとってショックなものだったとしても、わたしがそれを溜め込んで我慢する必要はないからです。

 

 

 

「わたしはあなたの娘でも、彼女でも、もちろん人形でもない。それにもう子供じゃない。だから自分で決めて行動できるし、助けが必要ならそう言う。あなたは優しいけどときどきその優しさが強引だし、わたしに対してcare too muchだし、それはわたしにとってannoyingな時もある。」

 

 

 

ちょっと harshすぎるかな?とも思ったのですが、ここは思い切って言うことにしました。

 

 

 

すると彼はショックを受けるどころか、

 

「君が君の気持ちを正直に話してくれてうれしいよ。強引だとかannnoyingだとか言われても嫌じゃないよ。だって君が自分の口からどういう風に感じているのか言ってくれないと、俺は理解できないんだ。だからこれからもちゃんと言ってほしいし、こっちも気を付けるよ。」

 

 

と言いました。

 

 

 

 

とてもスッキリしたし、彼を傷つけることもわたしが傷つくこともなくお互いが理解できて、本当によかったなと思います。

 

 

 

 

せっかくなのでここに書き留めておきました。もし同じようなことで悩んでる方がいらっしゃって、この記事が少しでも助けになったら嬉しいです。

 

 

 

 

自分の気持ちを相手が察してくれるなんて、海外で思ってちゃダメだー!

いやたぶん日本でもそれはダメ。伝えなかったらそれは、思ってないのと同じこと。